Exhibition of Michiko Matsumoto

ニキ・ド・サンファル版画と松本路子写真展  
The Witches Tea Party ~ニキ・ド・サンファルとの宴

ニキ・ド・サンファル








 会期 2010年5月11日[火]~22日[土]
 会場 ギャラリー ときの忘れもの

フランスの造形作家ニキ・ド・サンファル生誕80周年を記念して、松本路子がヨーロッパ各地で撮影したニキ・ド・サンファルのポートレイト作品 約20点を展示。
ニキ・ド・サンファルの代表的な版画(松本路子コレクションから)6点も同時に展示。

作家のコメント
「カラフルで、エスプリあふれる女性像などで知られる、フランスの造形作家ニキ・ド・サンファル。1981年6月、1枚のアーティスト・ポートレイトを撮影するために、パリ郊外の自宅を訪ねたのが、私とニキとの最初の出会いだった。
当時、ニキ・ド・サンファルは、イタリアのトスカーナにタロットカードを題材とした、12個の彫刻宮殿を造るプロジェクトに着手していた。女神の半身を持つスフィンクスの像が、彼女の棲み家で、女神の大きな乳房の寝室の中で眠り、胴体内の居間兼アトリエで制作するという。
自らの彫刻の中で暮らす究極のアートの創造者は、大胆にして、きわめて繊細、何よりも自由な発想の持ち主で、その世界に魅せられた私は、以来10 数年に渡り、ヨーロッパ各地で彼女とその作品を追い続けた。
ニキ・ド・サンファルの没後、正面から撮影された肖像が、極めて少ない生涯であったことを知らされた。彼女と幾度かフォトセッションを重ねたことが奇跡のようだ。
ニキの版画に「The Witches Tea Party( 魔女たちのティー・パーティ)」という作品があるが、私はそのパーティーに招かれてしまったらしい。さらに新入りの魔女の一員として、宴を開くカードを手渡された、そんな気もしている。

松本路子」

モノクローム写真作品20点 +ニキ・ド・サンファル版画作品6点

「瞑想する身体 ~サンクト・ペテルブルグから~」  

瞑想する身体














 会期 2007年6月2日~6月30日
 会場 ギャラリー冬青
    (ぎゃらりーとうせい)

作家のコメント
「ロシアの古都サンクト・ペテルブルグ。時間の埋積が色濃いその街で、二人のクラッシクバレエ・ダンサーを撮影した。ファルフ・ルジマトフとオクサーナ・クチュルク。
鍛えぬかれた肉体と精神が発する言葉に耳を傾けながらの、二人とのフォト・セッションは、濃密でスピリシュアルな気配に満ちていた。
余分なものを削ぎ落とし、なお豊かにそこにある存在は、私にとってまさに瞑想する身体そのものである。
彼らと街の風景が綾なす物語をたどって、何度か旅は続いた。

松本路子」

モノクローム写真作品 23点

「魂の布と衣 松本路子がで出会った12人の作家たち」  
『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』出版記念展

魂の布




 会期 2007年5月8日~5月27日
 会場 GALLERY le bain
   (ギャラリー ル・ベイン)

「布の生まれる瞬間に立ち会いたい、ただその思いだけで旅は始まった。」
写真家松本路子は数年に渡るモンスーンアジア地帯への旅をそう語ります。

インド、タイ、ラオス、インドネシア、沖縄から日本に至る道は海のシルクロードとも呼ばれています。そこで出会った12人の布、衣作家たちは糸や染料など自然からの生命(いのち)を得てその素材を慈しむところから、祈るように造形していました。「魂がこめられた、魂に響く布たち」です。
現在アートの感覚を持つ女性作家たちの手仕事は、大地のエネルギーのダイナミズムを抱きながら、最も知の先端をゆくものづくりです。それは彼女たちの仕事が現代における「もののありよう」や「人のありよう」を紡ぎ出しているからに他なりません。
今年3月、この旅の物語は『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』(淡交社刊)として出版されます。
本展はひとりの写真家が出会った布と衣の世界にふれ、実際に手に取っていただきたいとの思いから企画されたものです。「魂の布と衣」をぜひその誕生の物語とともにお楽しみいただきたく存じます。

~展示案内チラシより~

モノクローム肖像写真作品12点+12人の作家展

「Rose Passion」 『晴れたらバラ日和』出版記念展  

Rose Passion












 会期 2005年4月20日~27日
 場所 Gallery Colorium
   (ギャラリー カラリアム)

都心の自宅のルーフバルコニーで60鉢のバラ苗を育てる松本路子が、バラをめぐる記憶、交友録、日々の思いを綴った写真入りエッセイ集を出版。出版を記念して、バルコニーのバラやバラを持つダンサーの肖像などを展示。バラの芳香とともに、近年の作品テーマでもある「魂のかたち」にも触れることのできる写真展。

カラー&モノクローム写真作品 30点

「SESSIONS」 ~アーティストの肖像~  

Sessions















 会期 2004年10月5日~10月28日
 場所 ツァイト・フォト・サロン

1970年代撮影のオノ・ヨーコから現在まで、30年間に渡るアーティストの肖像の代表作を展示。

「私にとって写真は、被写体との呼吸や感情の重なり、交錯といった、いわばセッションの結果生まれるものだ。セッションを重ね、集中の極みに至り、互いに無心に遊ぶ、そんな風に生まれた写真には、得もいわれぬ「何か」が写っている。
それは創造の神が微笑む、アーティストたちの孤高の時間を垣間見る瞬間でもあり、
彼らとのセッションは、短い時間の中での壮大な旅ともいえる。

松本路子」

モノクローム作品 26点

「瞑想する身体、覚醒する街」 ~Paris, St. Petersburg~  

瞑想する身体
















 会期 2004年6月15日(火)~8月1日(日)
 場所 GALLERY 21
   (ギャラリー・ヴァンテアン)

「パリ・オペラ座、サンクト・ペテルブルグ・マリンスキー劇場。世界に比肩する
劇場空間のみが有するアウラと、そこに身を置くニコラ・ル・リッシュ、ファルフ・ルジマトフなどのダンサーたち。
彼らの肉体のみならず、精神的にもすべての余分なものを削ぎ落とした瞑想する身体を作品として結晶させました。さらに同時進行で展開するもうひとつのストーリー、ダンサーの身体、劇場を包み込む2つの都市に流れた時間の堆積に松本路子の視線が注がれます。人間、風景、建物、さまざまなディールが重なり合うことで見えてくるパロラミックな世界、写真の持つ真摯な力をご堪能ください。」    

キュレーター 太田菜穂子

オリジナルプリントと大型和紙デジタルプリントで構成。
作品点数 38点

「追悼 ニキ・ド・サンファール」 ~色彩とエスプリのアーティスト、その肖像と作品~  

追悼ニキ







 会期 2003年5月21日~6月15日
 場所 ギャラリーColorium (カラリアム)

カラフルでエスプリあふれる作品で知られるフランスの造形作家ニキ・ド・サンファール。
アーティストの肖像を撮り続ける写真家松本路子。
1981年パリ郊外のニキの自宅アトリエで出会って以来、時・場所を越えて2人のフォトセッションは10数年にわたり続いた。

2002年5月、ニキ・ド・サンファール逝去。その肖像を撮影した唯一の日本人写真家として、松本路子が心からのオマージュを捧げる、追悼写真展。

モノクロ、カラー40点

「ルジマトフ ~サンクト・ペテルブルグの記憶~ 」  

ルジマトフ





 会期 2001年6月22日~7月4日
 会場 Egg Gallery (エッグ ギャラリー)

現代バレエ界最高峰の男性ダンサーのひとり、ファルフ・ルジマトフをその本拠地であるロシア、サンクト・ペテルブルグに訪ね、歴史あるマリインスキー劇場、宮殿、修道院などで撮影。サンクト・ペテルブルグの町の文化遺産や悠久の時と、ルジマトフその人がシンクロし、光を放つ瞬間をとらえた作品群。

モノクローム写真作品40点