新刊書のお知らせ
2021年8月1日
ここ数か月取り掛かっていました本、『秘密のバルコニーガーデン 12カ月の愉しみ方・育て方』(松本路子 文・写真・植物栽培)が、9月1日にKADOKAWAから出版されます。
Amazonでの予約販売が開始されましたので、ご興味ある方、ぜひご覧ください。
https://www.amazon.co.jpから案内画面に至ります。
事務所移転のお知らせ
2021年4月11日
松本路子写真事務所は、移転いたしました。
新住所は以下の通りです。
新住所:153-0043 東京都目黒区東山1-13-1 タウンハイツ目黒東山402
Phone:03-6452-4026
e-mail:studio@matsumotomichiko.com
よろしくお願いいたします。
収蔵作品展示のお知らせ
2021年4月10日
東京オペラシティアートギャラリーから、館の収蔵作品の展示のお知らせが届きました。
今回はイギリスのアーティスト、ライアン・ガンダーが、収蔵作品をキュレーションする企画で、「色を想像する」という部門に、松本路子の作品2点が展示されます。同館での展示は2回目で、作品を見ていただける機会が再び訪れたのは嬉しい限りです。
会期は2021年4月17日から6月20日までです。
https://www.operacity.jp/topics/detail.php?id=687
ニキ・ド・サンファルのアート・フィルム制作ご報告
2020年2月10日
ヨーロッパ各地、アメリカ、日本国内での撮影が終了いたしました。今後、編集作業に取り掛かかる予定です。以下が撮影地、インタヴューをお願いした方がたで、充実した内容になったと思います。今後の編集が大変ですが、時間をかけて進めていきたいと思っております。
映画「Viva Niki ~タロット・ガーデンへの道」(仮)
製作「ニキの映画を創る会」
監督・撮影・構成:松本路子
上映時間:80~90分(予定)
制作予定期間:2018年6月 撮影開始
2020年1月 撮影完了
2020年6月 完成披露試写会予定
2020年10月 ニキ生誕90年を記念して、国内外で公開予定
<撮影済みの動画>
2020年1月現在
- フランス・パリのポンピドーセンター、ストラヴィンスキー広場の彫刻噴水
- イタリア・トスカーナ地方のオリーブの森に点在する巨大な彫刻群「タロット・ガーデン」
- ドイツ・ハノーファーの河岸にある3態の女性像「スリー・ナナズ」
- ドイツ・ハノーファーのシュプレンゲル美術館、ニキ初期作品
- ドイツ・ハノーファーの庭園内の洞窟にあるニキ作品「グロットー」
- ベルギー・クノック、個人宅の庭に建てられた子どものためのプレイハウス「ドラゴン」
- ベルギー・モンス近代美術館の回顧展会場(野外作品、館内展示作品)
- 箱根・彫刻の森美術館、ニキ野外作品1点
- 瀬戸内海・直島 ベネッセ・アート・サイト・直島、野外作品5点
- 岡山市・ベネッセ本社 野外作品2点
- 東京、多摩市ベネッセビルの彫刻3点
- アメリカ・サンディエゴ郊外にあるニキ最後のプロジェクト、彫刻公園 ”Queen Califia’s Magical Circle”
- アメリカ・サンディエゴ市内の野外彫刻作品5点
- ニキが晩年の8年を過ごしたサンディエゴ郊外の家、ニキが愛した海岸
インタヴュー(撮影済み)
- カミーユ・モリノー(グラン・パレのニキ回顧展キューレター、パリ)
- マリナ・カレラ(アーティスト、ニキの旧友、パリ)
- ジャン・ガブリエル・ミッテラン(ニキの契約ギャラリー・オーナー、パリ)
- ロジャー・ネレンス(ニキのコレクター、ドラゴン所有者、ベルギー)
- ステファノ・マンチーニ(タロット・ガーデン、ディレクター、イタリア)
- ドーン・カルディナス(ニキのひ孫、タロット・ガーデンにて、イタリア)
- 黒河内卓郎(箱根彫刻の森美術館主任学芸員、神奈川県、日本)
- ブルーム・カルディナス(ニキの孫娘・ニキアート財団理事、サンディエゴ)
- 上野千鶴子 (社会学者、フェミニスト、東京)
映画制作、クラウドファンディング終了のお知らせ
2018年6月4日
プロジェクト「ニキの映画を創ろう」のクラウドファンディングは、昨日無事終了いたしました。
皆さまの暖かいご支援のおかげで、プロジェクトの目標金額を達成することが出来ました。
心からお礼申し上げます。
早速、6月23日よりヨーロッパロケの第1弾としまして、イタリア、トスカーナ地方にあるタロット・ガーデンの撮影に出かけます。タロット・ガーデンはニキ・ド・サンファルが20年をかけて制作した彫刻庭園で、その壮大なスケールとエスプリあふれる世界は、心躍るものです。
今後の撮影日誌は「ニキの映画を創る会」のフェイスブック@nikifilmprojectにて順次ご報告させていただきます。
ご高覧、そして引き続きプロジェクトへのご支援、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
映画制作、クラウドファンディングのお知らせ
2018年4月15日
松本路子はこのたび映画制作の監督という冒険をスタートさせました。
80年から90年代にかけて、10数年にわたり撮影を続けた、造形作家のニキ・ド・サンファルについてのものです。
友人たちがクラウドファンディングの呼び掛け文を作成してくれました。
お目通しいただけましたら幸いです。
「Viva Niki
ニキ・ド・サンファルの映画を作ろう!」
カラフルでエスプリあふれる女性像「ナナ」で知られる造形作家ニキ・ド・サンファル。
写真家松本路子は10数年に渡りヨーロッパ各地でニキとのフォト・セッションを重ねています。
そして今、ニキ生誕90年に向けて、「ニキの映画を創る会」を立ち上げました。
建築物サイズの作品を中心に新たに動画を撮影し、今は亡きニキ本人の制作風景や肖像の写真を挿入する、アート・ドキュメンタリー・フィルムのプロジェクトの始まりです。
巨大な女性像たち、パリの動く噴水、彫像の中に住まいながら制作を続けたイタリアの彫刻庭園など、ニキの作品はまさに宇宙的空間。「そこで共に遊んでほしい」という松本路子。
友人たち、多くのアートファンの賛同を得て、この製作プロジェクト「Viva Niki」は成立します。
クラウドファンディングをぜひご一緒に!
http://plango.uplink.co.jp/project/s/project_id/58
グループ展参加のお知らせ
2016年9月13日
石原悦郎追悼展 “Le bal” part2
会 期:2016年10月11日~11月12日
会 場:ZEIT-FOTO SALON
10時30分―18時30分(土曜日―17時30分)
日、月、祝日休廊
写真専門画廊の先駆けであるツアイト・フォト・サロンにて、今年2月に亡くなったオーナーディレクターの石原悦郎さんを追悼する写真展のpart1が開かれています( part1は10月5日まで )。120人を超す画廊ゆかりの作家の作品をPart1~3の3回に分けて展示する壮大な企画です。
松本路子の作品はpart2に出展の予定(part1にも小品が出ていますが)。
残念ながら画廊はpart3をもってグランドフィナーレとなるそうです。
石原さんの評伝『写真をアートにした男』が小学館から出版される予定。
www.zeit-foto.com
パーマネント・コレクションのお知らせ
2016年4月3日
竹橋の国立近代美術館におきまして、
松本路子の「Portraits 女性アーティストの肖像」シリーズの作品20点が
永久収蔵されることが正式に決まりました。
ご尽力いただいた皆様に深く感謝いたします。
美術館の地下の収蔵庫で、国内外のそうそうたる作家の美術品が並ぶのを見せていただいたので、
そこに収蔵されることだけでも素晴らしいことだと思います。
生存する作家の展示は少ないので、いつ展示されるのか…、といった
ところですが、いつか館内に展示されることを願いつつ。
4月末からは軽井沢現代美術館で、同シリーズの一部を展示の予定です。
写真ギャラリーのパイオニアである、ツアイトフォトサロンの石原さんの最後の采配ともいえる
企画ですので、心して掛かろうと思っております。
松本路子
『更紗 いのちの華布』出版記念展のお知らせ
2016年3月9日
『更紗 いのちの華布』出版記念展
期 間 2016年4月8日(金)~17日(日)(13日休廊 )11時~19時
場 所 ゆうど 新宿区下落合3-20-21(目白駅徒歩5分)
お問合せ Tel: 03-5996-6151 Fax: 03-5996-7668
E-mail: yu-do@jade.dti.ne.jp Url: http://blog.yu-do.noor.jp/
単行本 『更紗 いのちの華布』(淡交社刊 写真・松本路子 文・佐藤留実)
の出版を記念して、本の中で紹介された布や、更紗によるストール・
袋物・古帛紗などの製品を展示・販売。
(一部は非売品の参考展示作品です)
トークショー 「魅惑の布 更紗」
渡辺万知子(染織研究家)× 松本路子(写真家)
日 時 2016年4月9日(土)15時~16時
定 員 35名 予約制
参加費 1,000円(お茶付き)
松本路子のワークショップ2015のご案内
2015年3月9日
2015年4月から始まります、松本路子の写真ワークショップのご案内ができました。お申し込み締め切りは3月25日です。
詳細は当サイトのworkshopをご覧ください。
松本路子のワークショップ 2014 ご案内
2014年1月15日
2014年4月から2015年3月までのM’s Workshop(エムズワークショップ)の募集に関するご案内が出来ました。
お申し込みの締め切りは3月15日。詳細は当サイトのworkshopにてご覧ください。
松本路子作品展のお知らせ その2
2013年9月1日
東京・恵比寿にありますシュルレアリストの作品を主に扱うギャラリーでの企画展です。
~以下はプレスリリースから~
LIBRAIRIE6/シス書店では第22回企画として、
松本路子「Les Femmes Artistes」展を10月5日(土)~10月27日(日)まで開催致します。
松本路子は十数年に渡りニューヨーク、パリ、ロンドン、ベルリン、東京などアーティストのアトリエや自宅を訪れ、ポートレイトを撮影してきた。松本路子が彼女たちと向き合うセッションは、無言の、だが限りなく芳醇な対話であり、アーティストによる創造の最高の瞬間に立ち会い、そのエッセンスを掬い取ることでもあるという。
今企画「Les Femmes Artistes」は、写真集『Portraits 女性アーティストの肖像』(河出書房新社)に収められている作品から、シュルレアリストの作家を中心に女性アーティストのポートレイトを30点程展示致します。
ほか作品集に『肖像 ニューヨークの女たち』(冬樹社)『ニキ・ド・サンファール』(パルコ出版)、『DANCERS エロスの肖像』(講談社)などがある。近年は『晴れたらバラ日和』(淡交社)、『魂の布 モンスーンアジア12人の女性作家たち』『ヨーロッパ バラの名前をめぐる旅』(メディアファクトリー)などのフォト&エッセイ集等がある。作品のパブリックコレクションとして東京都写真美術館など、国内外の美術館に収蔵されている。
※10月13日(日)に松本路子によるトークイベントを開催致します。お申込みは03-6452-3345又はinfo@librairie6.comまで宜しくお願い致します。定員20名(先着順) 時間18時30分~(ギャラリー営業は18時まで) 料金¥1.000-(1ドリンク付) 場所LIBRAIRIE6
LIBRAIRIE6 /シス書店
〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-14-12 ルソレイユ302
302 le soreil 1-14-12ebisuminami shibuya-ku Tokyo JAPAN
TEL/FAX 03 6452 3345
CONTACT / info@librairie6.com
OPEN / 水曜日-土曜日 12:00‐19:00 日曜日/ 祝日 12:00- 18:00
CLOSE / 月曜日 ・ 火曜日(月火が祝日の場合も店休)
松本路子作品展のお知らせ その1
2013年9月1日
「創造する女性たち ~Portraits of Women Artists~」
期 間 2013年10月2日 13:00~19:00
場 所 成美教育文化会館 1階ギャラリー
主 催 東久留米アートプロジェクト
後 援 東久留米市
内 容 「30年以上にわたり、世界各地でアーティストの肖像を撮影し続ける写真家・松本路子さまざまな分野で表現するクリエイティブな女性たちに向き合い創られた独自の肖像には、圧倒され、魅了されます。「凛とした静けさとともに人が在る」と作者が語るように、存在感溢れる女性たちの肖像は、見るものに、生きる勇気とエネルギーを与えてくれるでしょう。その素晴らしい作品を多くの方に見ていただきたいと、展示のためのアートプロジェクトを立ち上げました。 東久留米アートプロジェクト代表 宮沢ロミ」
・額装作品約25点
・入場無料
関連企画 松本路子トークショー
10月5日(土)14:00~16:00 1階ギャラリーにて.
参加費500円(珈琲付き)
定員30名(要予約、先着順)
お問い合わせ、トークショー申込み先
東久留米アートプロジェクト事務局(担当:プチフール・宮沢ロミ)
TEL/FAX 042-474-0139
E-mail romi.petit-four@ezweb.ne.jp
2013年1月15日
松本路子が主宰するM's Workshopでは来期の参加者を募集中です。
詳細はWorkshopのページをご参照ください。
2011年1月15日
松本路子が仕事場で主宰する写真ワークショップ、M's Workshopの来期(2011年4月から2012年3月まで)の参加者を募集中です。応募締め切りは3月25日。詳細は当サイト内のWorkshopでご覧ください。
2011年3月1日
ニューヨーク在住の写真家、井津建郎さんにレクチャーをしていただきます。3月26日(土),19時から21時まで。東京都写真美術館(JR恵比寿歩5分)にて。詳細は当サイト内のBlogでご覧ください。
2010年5月26日
『Misty』という女性誌に、松本路子の写真と、インタヴューから構成した「薔薇物語」が3ページにわたり掲載されました。発行は実業之日本社で、6月号(6月1日発売)です。松本のバルコニーでのバラとの出会いから、バラの名前を尋ねての旅、そしてバラとめぐり合った必然などが、花の写真5点とともに綴られています。扉の写真は、パリのバガテル公園のバラ園で撮影したクロード・モネという名のバラです。
2010年5月11日
11日より作品展が始まりました。22日(土)19時までです。「ときの忘れもの」は外苑西通りを少し入った、ちょっと素敵な建物の1階にあります。これからの松本在廊日は21日、22日 の15時より19時を予定しております。(急用の場合は変更もありえますので、当日ギャラリーにお問い合わせください。)
作品は版画、写真ともに展示と同時に販売もいたしております。ニキ・ド・サンファルの版画は稀少作品ですので、興味ある方は早めの来廊をお勧めいたします。
なお、ギャラリーのホームページに、今回の展示について、5回にわたり松本が文章を書きます。現在、1回目がアップされたところです。また、13日の毎日新聞の夕刊にもニキとの出会いを書きました。写真も4点紹介されております。
http://www.tokinowasuremono.com
2010年4月1日
ニキ・ド・サンファル版画と松本路子写真展
「The Witches Tea Party ~ニキ・ド・サンファルとの宴」
近年日本でもファンの多い、フランスの造形作家ニキ・ド・サンファル生誕80周年を記念して、松本路子がヨーロッパ各地で撮影したニキ・ド・サンファルのポートレイト作品 約20点を展示いたします。
あわせてニキ・ド・サンファルの代表的な版画 ( 松本路子コレクションから) 6点をご紹介いたします。
会期 2010年5 月11日[火]~22 日[土]12:00-19:00 *会期中無休
会場 ギャラリー ときの忘れもの
- 住所 107-0062 東京都港区南青山3-3-3 青山Cube 1階
- TEL 03-3470-2631 FAX 03-3401-1604
- E-mail info@tokinowasuremono.com
- Web http://www.tokinowasuremono.com/
関連企画 5 月15 日(土) 17 時より、松本路子によるギャラリートークを開催します。
参加費1,000 円 (※要予約・上記の電話またはメールでお申し込み受付)
内容 モノクローム写真作品 約20点+ニキ・ド・サンファル 版画作品6点
作家のコメント
「カラフルで、エスプリあふれる女性像などで知られる、フランスの造形作家ニキ・ド・サンファル。1981年6月、1枚のアーティスト・ポートレイトを撮影するために、パリ郊外の自宅を訪ねたのが、私とニキとの最初の出会いだった。
当時、ニキ・ド・サンファルは、イタリアのトスカーナにタロットカードを題材とした、12個の彫刻宮殿を造るプロジェクトに着手していた。女神の半身を持つスフィンクスの像が、彼女の棲み家で、女神の大きな乳房の寝室の中で眠り、胴体内の居間兼アトリエで制作するという。
自らの彫刻の中で暮らす究極のアートの創造者は、大胆にして、きわめて繊細、何よりも自由な発想の持ち主で、その世界に魅せられた私は、以来10 数年に渡り、ヨーロッパ各地で彼女とその作品を追い続けた。
ニキ・ド・サンファルの没後、正面から撮影された肖像が、極めて少ない生涯であったことを知らされた。彼女と幾度かフォトセッションを重ねたことが奇跡のようだ。
ニキの版画に「The Witches Tea Party( 魔女たちのティー・パーティ)」という作品があるが、私はそのパーティーに招かれてしまったらしい。さらに新入りの魔女の一員として、宴を開くカードを手渡された、そんな気もしている。
松本路子 」
■松本路子(Michiko MATSUMOTO)
写真家。1950年静岡県生まれ。法政大学文学部卒。80 年代よりニューヨーク、パリを初めとする、世界各地の現代を代表するアーティストやダンサーの肖像を中心に作品を発表。数多くの個展、美術館でのグループ展のほか、国の内外の美術館に作品が収蔵されている。
主な写真集に『ニキ・ド・サンファール』(パルコ出版)、『Portraits 女性アーティストの肖像』(河出書房新社)、『DANCERS エロスの肖像』(講談社) など。ここ数年、『晴れたらバラ日和』(淡交社) などのエッセイ集を数冊出版して、エッセイストとしての評価も高まっている。
■ニキ・ド・サンファル(Niki de Saint Phalle)
1930 年パリに生まれる。アメリカへ移住し、1947 年からモデルとして活動、数々のファッション誌の表紙を飾る。1952 年パリに転居し、演劇学校に入学。神経衰弱に陥り、精神医療の一環として絵を描き始め、芸術家を志す。1961年、絵の具を詰めた物を埋め込んだ石膏レリーフを銃で撃ち、弾丸が当たれば絵の具が飛び散るという射撃絵画で一躍注目を浴び、ヌーヴォー・レアリスムのメンバーとして招かれる。
1963年に、「出産する女」「娼婦」「魔女」「花嫁」といった女性をテーマとした作品シリーズを制作。1965年、友人の妊娠からインスパイヤーされ、毛糸と紙張子で、後にニキの作品の代名詞となる女性像〈ナナ〉を制作。1971 年にジャン・ティンゲリーと結婚。1994 年ニキのコレクター増田静江氏が、那須高原にニキ美術館を開館。
1978 年タロットカードをモチーフとした作品を配した彫刻庭園《タロット・ガーデン》の建設に着手し、20 年の歳月をかけてイタリアのトスカーナに完成させる。1998 年初来日。2000 年高松宮殿下記念世界文化賞彫刻部門を受賞。2002 年永逝(享年71)。